安全施工を行うために
アンカーの施工作業を行うときは、現場の環境をよく理解し、現場管理監督者の指示・指導に従い、安全で快適な作業を実施するよう心がけてください。
安全めがね、ヘルメット等の保護具や施工工具などの点検整備を十分に行ってください。
安全保護具は、定められた着用方法で、きちんと身につけてください。
命綱を使用する際には、十分な点検を行い、安全を確かめてから使用してください。
又、命綱の使用を命じられた時は、すみやかに指示に従ってください。
脚立を使用して作業を行うときには、しっかりと固定し、安全性を確認してください。
防塵マスクを使用するときには、説明書をよく読み、正しい使い方をしてください。
安全靴は、自分に合ったサイズを選び、ヒモの緩みなど無いよう、正しく着用してください。
作業を行うときには、自らの安全だけではなく、周りの人々の安全も気遣ってください。

 アンカー施工の注意事項
アンカーに多種多様なタイプがあるように、アンカーの施工方法は商品によって異なります。カタログ掲載の施工方法をよく理解し、現場管理監督者の指示・指導に従って施工を行ってください。
ハンドホルダーを使用して施工する商品は、当社指定のハンドホルダーをご使用ください。
穴あけ用ドリルなどは、人体に向けて使用しないでください。
打込み用ハンマーやハンドホルダーは、施工目的以外には使用しないでください。
施工手順を十分理解してから施工を行ってください。
施工作業中、コンクリート圧縮強度が高く施工しづらい場合がありましたら、当社までお問合せください。

 アンカー施工のポイント
オールアンカーの穴あけ深さは、埋込み深さより外径分程度深めにあけてください。
グリップアンカー、ボルトアンカー、アジャストアンカー、ウェルドアンカー、D筋アンカー、石引アンカーの穴あけ深さは、埋込み深さより下穴径(ドリル径)の半分弱程度深めにあけてください。
モルタル部、タイル部などの仕上げ材部分は、埋込み深さとは認められませんので、その分深く埋込んでください。
施工完了を必ず確認してください。施工が不完全な場合は、強度面、安全面から見て、かなり危険です。
ハンマードリル、インパクトドリル、振動ドリル等、電動工具の回転・打撃の強弱によって下穴が変形する場合がありますので、ご注意ください。
取付物、取付箇所により、適切なアンカーを選んでください。
十分なアンカー強度を確保するため、穴あけには、当社製オールドリルのご使用をお勧めいたします。
軽量物取付用アンカーを施工するときには、アンカー耐力を十分考慮してください。
ご不明な点、問題等がありましたら、info@s-al.bizまでご一報ください。